2018年05月

こんにちは。

 

 子供の教育に関して,「9歳の壁」(時に「10歳の壁」)という事がしばしば

語られます。9~10才といえば小学校3年生から4年生くらいなのですが,

 この時期はいろいろな意味で「壁」である,というのです。

 

ある教育に関する記事からの引用です。

「・・・9歳から10歳ごろになると、身長や体重などの体格、また運動面や学習

面でも、個人差が大きくなってきます。「走るのが速い」「運動が苦手」「計算が

得意」など、学校のクラスの中でも、子どもによって、さまざまな能力の差が、広が

ってくるのです。・・・」

 

これを書いた人によると,この時期をどう乗り越えるかが、その後の成長に大きくかか

わってくる,というのです。

 

 では「壁」とは何なのでしょう??


以下,別の部分の引用が続きます。

 

「・・・教科書の内容では、算数なら、2年生で覚えた九九を応用して計算する「割り

算」や「分数の計算」、また馴染みのない「少数点以下の計算」などが出てきます。

・・・低学年の頃のように、具体的に目で見て理解できる学習から、抽象的な思考や

論理的な思考を必要とする学習へと進むため、小学校3年生や、4年生になって、学習

につまずいてしまう子どもが増えてくる・・・」

 
 ・・・実際は長い文なのですがこの著述によれば,長い人生において,身体的にも心も発達が

最も促進されるピーク的な時期が9歳から10歳だということです。(次回に続く)

 


 こんにちは。

福田中の中3生はテスト結果(得点)が出揃いました。

今回のテストは簡単なテストの教科,つまり平均点が高めの教科と,
低い教科の差がかなり大きい状況です。

 英語・理科にいたっては20点そこそこの平均点でした。

 一方で,数学は30点以上になり,40点以上の割合もかなり多いよ
うです。

 社会は平均点の情報がありませんが,割と高めなのではないかと思いま
す。

 今回のテスト結果が以前のテストと比べてどうであったか,それをはか

るのに得点による比較は出来ません。

 校内順位をきいてから,その良し悪しを判断し,その結果取り組み姿勢

を反省し,1ヶ月後のテストに向けていち早く準備すべきです。

準備とは,具体的な行動です。

 

 これ以降中3ともなると,どの教科もここから簡単なテストはほぼあり
得ません。

 その場しのぎの勉強は、やはりその場しのぎでしかなく,対応できず,
得点につながることはありません。

 これからの勉強は,王道をいく勉強が求められます。

それなりに時間がかかり,くり返しやるというしつこさ,苦労も当然ある

,面倒くさい,・・・勉強とはそういうものと,自覚しなければなりませ

ん。


勉強の王道は, こつこつした継続的な学習です。勉強量がたいせつです。

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こんにちは。

 中学生は5月28日(月)の週から期末テストに向けて通常の教科書「新出
単語+基本文」の単語テストを一斉に始めていきます。

今週の授業で範囲表を配布してその中から出題します。

憶える勉強は,家でやってきてもらいます。

 特に中1にとっては,この時期に英単語を憶えるということを,習慣化して身に
つけていけるかどうかで今後の英語力が決まってきます。

 英単語は家庭学習でしっかり覚える時間を確保し,しかも自己管理の下,習
慣化していかなければなりません。学校では書き取りの宿題が出ていますが同
じような考えから出されている宿題です。

 「英語がわからない」となる要因は,実はわからないことからはじまるのではなく
「憶えていない」ことが原因です。学校の進度が進んでいくのにまだ前の単元の
単語が憶えれていない・・・,そんなことをしているうちに英語が「わからない」と感じ
始めるのです。

 中1の段階に限っては英単語さえしっかり憶えていけば,英語の得点がそう大き
く崩れることはありません。

こんにちは。

小6生は以下の日程で「定期テスト」の第1回目を実施します。

 このテストは,いわば小6が桐光で行う文字通りの「定期テ
スト」です。

 全校舎の小6桐光生が同じ週に一斉にテストを受け,テスト後
コンピューターより「個人成績表」が出され,保護者様にご郵送
差し上げます。

 小学校ではクラスの中で,順位が出たり,得点分布が出たりと
いうことはほとんどありません。テストの平均点さえ発表されま
せん。

 桐光では年5回,「定期テスト」を実施することで現在の自分の
力を知る機会を与えていきます。

もうひとつ意識してほしいのは他校舎の小6生です。全校舎の小6
の中で全教科あるいは教科ごとのランキングも出されるので,違う
校舎の同学年の生徒と大いに競いあってほしいと思います。

 
平均点や偏差値から,自分の位置を知ってもらい,あらたに次に向
けてがんばろう,と思ったり,悔しい思いをしたりというように心に
刺激を与えていきます。向上心をもって頑張るということも意識して
欲しいと思います。

 データを見て今後に生かしていくこと,そして他と競い合うこと。

 数年後の受験に向けていずれも必要な要素です。しっかり準備をして
テストにのぞむ姿勢も身につけさせていきます。

Microsoft Word - 2018年第1回お知らせ(磐田)

こんにちは。

 

中学生は,テスト結果が出てきています。

 

まず, その結果に一喜一憂する前に, 結果と努力の度合いを比べてみましょう。

 

自分の主観で良いので考えてみましょう。

「今回はすごく勉強した」そう思える人,つまり腰をすえてじっくり勉強する時

間をたくさん持った,・・


そう自覚する人が,それなりの結果を出せて満足している,全員がこうであれば

良いのですが,・・・これは理想ですね。

 


一方「しっかり勉強したはずなのに,出来なかった。」

↑こういう人。これが本当なら,それはやり方がマズイ,ということになります。

 

期末テストになる前に,これは「修正」しなければならないと思います。

 

 さて,勉強とは,簡単に言えば「理解」することと「記憶」することが中心だ

と思います。

 

ところが人間は一般的に覚えたつもりでも,悲しいことに3日たつと半分は忘れて

しまうといわれています。

 

勉強に取り組む目的は,①覚えることもそうですが,②忘れないように頭に

「定着」させること,このふたつにあります。

 大体陥っている人が多いのは①に時間をかけすぎて②に重きが置かれていない,

ということです。

 

 教科書を読んだり,ノートを見たり,単語を書いて覚えるのをインプット(入力)

といいます。

 でも,インプットだけではなかなか記憶を定着させることができません。イン

プットした情報をアウトプット(出力)することで、記憶はより強固なものになり

ます。

 勉強では問題集を解く事がアウトプットに当たります。アウトプットした後,分

からないところは覚えなおしたり,解きなおしたりする,これが第3段階〔フォロー〕

です。

 
 定着に欠かせないのが演習です。問題演習量の不足,これに心当たりがある人は次

回は十分な余裕を持って勉強をスタートさせて,この問題演習の時間をとにかくたく

さんとることです。

 

 
 
一方,今回「出来なかった!」と嘆いている人,ではその前の努力は出来ていたの

か?

そう自問自答するときは,大体「そんなに努力はしてなかった」という答えに行き着

きます。これはやり方以前の問題です。

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