こんにちは。
子供の教育に関して,「9歳の壁」(時に「10歳の壁」)という事がしばしば
語られます。9~10才といえば小学校3年生から4年生くらいなのですが,
この時期はいろいろな意味で「壁」である,というのです。
ある教育に関する記事からの引用です。
「・・・9歳から10歳ごろになると、身長や体重などの体格、また運動面や学習
面でも、個人差が大きくなってきます。「走るのが速い」「運動が苦手」「計算が
得意」など、学校のクラスの中でも、子どもによって、さまざまな能力の差が、広が
ってくるのです。・・・」
これを書いた人によると,この時期をどう乗り越えるかが、その後の成長に大きくかか
わってくる,というのです。
では「壁」とは何なのでしょう??
以下,別の部分の引用が続きます。
「・・・教科書の内容では、算数なら、2年生で覚えた九九を応用して計算する「割り
算」や「分数の計算」、また馴染みのない「少数点以下の計算」などが出てきます。
・・・低学年の頃のように、具体的に目で見て理解できる学習から、抽象的な思考や
論理的な思考を必要とする学習へと進むため、小学校3年生や、4年生になって、学習
につまずいてしまう子どもが増えてくる・・・」
・・・実際は長い文なのですがこの著述によれば,長い人生において,身体的にも心も発達が
最も促進されるピーク的な時期が9歳から10歳だということです。(次回に続く)