2019年12月

生徒がよく言う「わからない」には、個人ごとにいろいろな原因があります。

「問題の正答率が低い」
「説明を(授業を欠席などして)聞いたことがない」
「説明を聞いて納得はしたが、問題文と説明された内容が結びつかない」

などなど。

「問題の正答率が低い」は、多くの場合「知識の定着が不十分」なのが原因です。
(用語を覚えていない、聞けばわかるけれどアウトプットできるほど覚えていない、など)

わかる(気がする)から問題を解く気がしないというものの積み重ねが「わからない」になります。

逆に、コツコツと「わかっている(気がしている)」問題を解いていくことで、正答率は上がります。

今は中3生は目の前に問題がたくさんあります。

今の、地味な積み重ねができるどうかで受験前の「わからない」の量が変わります。


一方で、先日の授業で判明した中1のとある生徒の「わからない」は特殊でした。

「ここの分野の学校の先生の説明が分からなかった」

とのことでしたが、確認をしてみると、変な説明はされていません。

ただ、「詳しく説明しすぎると、逆に混乱する生徒が多くなるだろうな」という理由でいくつか

「なぜそうなるのか」の説明を省いたようです。(私たちもクラスによってよくやります

先日の中1の理科では、いつもよりも少し説明の時間を長くとったところ、その生徒も

しっかり納得できたようです。


桐光では「わからない」原因から解決して、点数アップのお手伝いをしていきます。

橋本

こんにちは。社会の鈴木です。

毎回のことですが,模試を実施するとどの校舎でも誰かしらから
「結果はいつわかりますか?」
という質問を受けます。

これは本当に大事なことだと思っています。
「テスト」や「模試」と名がつくものには順位がつきます。
その自分の立ち位置がここから先どうしたらいいかを考えるためのヒントです。

「50点分の問題の中で何ができて何ができなかったか」という絶対的な部分と,「その点数は何人中何番目なのか」という相対的な部分を照らし合わせたら,次の行動が見えてくるはずです。

「できなかった単元に絞って勉強してみよう」
これをいちはやく実践してもらうために,模範解答は当日~翌週にはお渡ししています。
順位や平均点は少し先になりますが,絶対的な部分は自分でも何が課題かを見つけられます。

ただ,どうしても「自分ではあっていると思ったのにバツがついていた」ということも出てきますので,採点した結果をはやく渡したいというのは私たちも同じです。
ただいま桐光の教師一同,絶賛採点中です。

桐光模試は年明けに発送されます。

まずは気にすること。

気になったら次は具体的な動きをすること。

「何をしたらいいかな?」と悩んだら桐光に勉強に来てください。

こんにちは。数学担当の植原です。


6年生は先日、クリスマス工作を行いました。

クリスマスの由来を学びながら、楽しく取り組みました(中学生がとても羨ましがっていました)。


完成した作品をみると、生徒一人一人個性がみられるので、いつも素敵だなと思います。
どの生徒の作品も気持ちのこもった世界でたった一つの作品です。

ときには「先生、このやり方で色をつけてもいいですか」 といったように、斬新なアイディアもでて
きて驚かされます。


数学でも「この解き方でいいですか」という質問があります。

自力でよく考えて答えを出せたということで、ここの境地まできたら、数学はかなり得意になってい
ると思います。

最初は答えを見ながら、質問をしながらで全然構いません。だんだんと解き方のパターンを覚えてきて、自力で答えを出せるようになってくる。そうなると、答えを見る回数もだんだんと減ってきていると思います。

受験生は入試対策テキストにて、とにかく量をこなしていってほしいと思います。













 

 こんにちは。

 気が付けば今年ものこり3週間を切りました。

そして,毎年年末恒例の「今年の漢字」が発表されました。

私も毎年関心を寄せていて,個人的にも今年の漢字を選んだりしています。

さて,個人のことは置いておいて,今年の漢字に決定したのは,

「令」。


 律令国家という日本の奈良時代の国家をあらわす用語にもあるように

「令」という漢字の意味には,法令,秩序,という意味があります。

 さらに,調べると最初の二画は(あつめる)という意味で,下の部分は卩(せつ)

(人がひざまずいた形)という意味で、「人を集めて従わせる」という意を表すそう

です。 漢字って奥が深いですね。


 今年1年は,台風などの被害が多く,警報が多く「発令」された,とか

避難「命令」が多く出た,また,おおり運転などのニュースから「法令改正」へつなが

った,悪いいことをしてつかまった芸能人などのニュースも多く「法令」順守の機運が

損なわれた・・・

・・などの背景から世相を最も表しているということでこの言葉が選ばれたようです。



 一方,「令」は,「しい」という送り仮名をつけると「うるわしい」とも読みます。


「令」が持つ,本来の良い意味で今年の漢字として選ばれたのではないようですね。

 
 さて,候補の漢字の第2位は「新」だったのだそうです。

新しい時代を迎えたことで何か気持ちも新しくなった,・・・そんな国民の思い

を反映しているであろうこの漢字のほうが,次の令和2年につなげるには

何か希望が持てるようで,こっちのほうが良かったのでは?と思ってしまいます。

 
 



 

 こんにちは。

 中3生は学校での進路指導の面談が先週末から始まっていますが,現段階で,

塾生のほとんどが面談を終え,2学期内申点を告知されました。

 結論から言えば,ほぼすべての生徒が内申点を上げています。

 中には3点以上上げている生徒も複数います。昨年度も同時期にほぼ全員の生

徒が上げているのを考えると,やはりこの中学に関しては中3生2学期の内申点は

上がりやすい傾向にあるのかもしれません。

 
 内申点の最終結果を受け,「良かったね」と喜んで,あとは受験当日のテストで

得点をとれるように学力アップをはかるために今まで以上に力を入れて勉強して

くれれば問題はありません。

しかしながら,ここで逆に安心しきってしまって,今後の勉強に力が入らなくなる・・・

という状況を私は心配していています。

 「これだけ内申があるんだから・・・」

自分で過信してしまい,それが油断へとつながり,気が抜け,最後の学力試験で点

数が伸びずに思ってもみなかった結果になる・・・そんなふうにならないでもらいたい

のです。

 受験生が最も勉強しなければならない時期に気を抜いて過ごす,そうならないようにし

てもらいたいと思います。

 内申で満点を取るような生徒でさえ,今この段階で合格の保証はどこにもありません。

最後の最後まで気を抜かずに頑張りぬいた生徒が競争に勝利する可能性が高いので

す。


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