こんにちは。火曜日担当の瑜伽です。
今日は、ある小学生について書いてみます。
いつも校舎の入り口で生徒を迎えるのですが、保護者の方の車から降りてくる、又は、歩いてやってくる様子から、「その日の体調?」が分かります。
無言で車から降りる子、お母さんに手を振って降りる子、などでその日の生徒達への声のかけ方も変わります。特にこの時期、水泳などで疲れている生徒も見かけます。
では本題に入ります。
その子は、いつも桐光に来るときには玄関先まで走ってやってくる元気な生徒です。
算数が得意で、特に計算問題は大好き。正解の赤〇をつけると小さくガッツポーズをします。楽しんで問題に取り組んでいます。
ある授業日でのこと。その子が珍しく正解を出すのに手こずったことがありました。
そこで、アドバイスしようと「この問題は…」と私が言いかけると…。
「先生、教えなくていいです。」とその子が言うのです。
「教わるため」に通っている生徒から「教えないで」と言われることは久しぶりでした。
教わって楽に問題を解くよりも、自分でなんとか答えを出そうという気持ちは特に小学生にとって学力を上げるもとになるものです。
手前味噌ですが、その子は入塾当初は内気で無口な生徒でした。問題が解けたら褒めてあげるうちに「その気」になり、問題に取り組むようになりました。それを考えると「教える」ことの難しさや大切さをしみじみ感じています。
以上です
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