こんにちは。

 昨日は中学校の終業式。今年度最後の通知表が出ましたね。

 さて「通知表」というものに,保護者様も含め,お子さんたちはどの程度向き合って

いるでしょうか。

 ひととおり眺めて終わり?

 それともじっくりとある程度時間をかけて見るでしょうか?

 
 通知表は,学校側からみたお子さん自身への評価です。

 テストの点数も踏まえられていますが,いろいろな先生による自分の評価にはその

先生の主観も入ります。それがどのようなものかじっくりと見ておくべきです。



 わたしは通知表を見ていろいろ反省したり,考えたりすることの経験の積み重ね

で,自分を「客観視」する目が養われるのではないかと思います。大人になったと

き,これが出来るかどうかは大切なことだと思うのです。


 表面的に数字を見て「上がった」,「下がった」だけに終始しているようでは,次に

つながりません。

 通知表をもらったばかりの今,保護者様とお子様で時間をつくってしっかりと

評価についてのお話をして頂きたいと思います。


 その際,通知表が「よい」,とか「悪い」とか,すでに評価されたものをまた親御さん

が評価する必要はありません。


 「こういう部分は認められているけれど,こういう部分はアピール不足みたいね。」

というように,保護者様なりの大人の分析を伝えてあげればよいと思います。

 あとは自分から評価を下げるような行動があった場合のみ,(例:提出物の未提出

など)それは本人にとって「損」なことなので次回からは決してやらぬよう強く約束させ

ることは必要かと思います。


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