こんにちは。


本で読んだ話です。

例えば,ライオンなどが狩りをするときは,脳内で記憶力をつかさどる部分を大いに

使う時間帯だといいます。

このときライオンは極度に空腹な状態にあります。

実は空腹な時の方が,記憶力が著しく高くなる,と科学的に証明されているそうです。

 
生徒達は学校から帰って夕食前に勉強をするよりも,

ほとんどの人は夕食の後に勉強をしていると思います。

科学的には意外にも夕食前の空腹の時間の方が格好の時間のようです。


専門的にはおなかがすいた状態になったときに胃から出るグレリンというホルモンが

脳によい影響を与えるそうです。これは人間も同じ。


一方食後はこの物質が低下するだけではなく頭脳の活動は低下します。

 ライオンも空腹を満たしたら木陰で休息しますね・・・。

私たち人間も食後は眠たくなります。

 
 生徒にとっては部活動もあって,空腹な状態で勉強なんてとても力がでない,・・・

というのが本音でしょうが,休みのとき,もしくは中3でしたら夏以降,部活から引退後は

この「ライオンの話し」を参考にして夕食前の時間を暗記教科の暗記に時間を使って

みてはいかがでしょう。

※参考文献:「受験脳の作り方」池谷裕二(新潮文庫)